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採用動画コラム

採用動画を作っても応募が増えない理由と、本当に機能する採用戦略

  • 2026.06.04 更新

「高い費用をかけて採用動画を作ったのに、応募が増えない。」
「動画を公開したけれど、再生回数が伸びず、誰にも見られていない気がする。」

静岡・浜松エリアで採用活動に励んでいる人事・採用担当者の方から、こうした声をよく耳にします。実は今、多くの企業が同じ壁にぶつかっています。かつてYouTubeに企業紹介動画があるだけで「おっ、面白そうな会社だな」と注目されていた時代は終わりました。

今は誰もがスマホで動画を見る時代。多くの企業が採用動画を公開しているため、ただ「作っただけ」の動画は情報の波に飲み込まれ、視聴すらされなくなっています。

📹

よくある失敗

「綺麗な採用動画」を作った

制作費100万円。再生数は伸びず、
応募もゼロ。ミスマッチで早期離職。

🎯

戦略ある採用動画

「課題に刺さる動画」を作った

ターゲットに届き、応募数3倍。
定着率も大きく改善。

では、動画はもう無意味なのでしょうか?答えは「いいえ」です。やり方次第で、動画は「自社に本当にマッチする人材」を引き寄せ、採用のミスマッチをなくす最強の武器になります。今回は、動画制作の枠を超えて、採用コンテンツ全体をどう組み立てるべきか、その本質的な戦略をお伝えします。


社員インタビュー撮影の現場とカメラマン

CHAPTER 01

採用動画が「機能しない」本当の理由

採用活動がうまくいかない原因は、動画の品質ではありません。採用力は以下の四則演算で決まります。

THE RECRUITING FORMULA

採用力 = 認知数 × 応募率 × 定着率 × 人材の質

この4つの掛け算のうち、どこか1つがゼロなら全体もゼロになります。採用担当者が陥りがちな失敗は、「とにかく動画を作ること」が目的化してしまい、「どのボトルネックを解消するための動画か」が不明確なまま制作を進めてしまうことです。

四則演算の中で、特に浜松・静岡エリアの中小企業に多いのは「認知数」と「応募率」のボトルネックです。「そもそも企業の存在を知られていない」あるいは「HPを見ても応募する気になれない」という問題が根本にあります。しかし、その解決策として作られた動画が、実際にはボトルネックに対応していないことが多いのです。

認知数が課題の場合

まず「知ってもらう」が優先

ショート動画やSNS発信で、より多くの人に自社を発見してもらうことが目的。ただし、ターゲットを絞らずに認知を広げすぎると、面接・選考の事務作業だけで現場がパンクします。「誰に届けるか」の分析が先決です。

応募率が課題の場合

「最後の一押し」が必要

HPのアクセスはあるが応募ボタンが押されない場合、求職者の「不安」が障壁になっています。この壁を壊すのは、実際に働いている人の「生の声」と「表情」が伝わる動画です。

「どんな採用動画を作るべきか」ではなく、「採用のどこが詰まっているか」を先に診断する。動画はその処方箋です。


社員インタビューの本番撮影シーン

CHAPTER 02

本当に機能する採用動画の「3つの戦略」

採用の四則演算を踏まえた上で、浜松の中小企業が実際に成果を出している採用動画戦略をご紹介します。これらは単なる動画の「種類」ではなく、採用の特定の課題を解決するための戦略的な手法です。

STRATEGY A

「家族の不安」を解消する動画

特に浜松のような地方都市では、求職者の意思決定を左右するのは本人だけではありません。「その会社、本当に大丈夫なの?」というご家族の不安が、内定辞退の大きな原因になっています。

内定者向けに「入社後の1年間をリアルに見せる動画」や「社員の家族インタビュー動画」を用意することで、ご家族の不安を先回りして解消できます。これは採用担当者のほとんどが見落としている「裏の戦略」です。

✔ 効果:内定辞退率の低下・入社後の早期離職防止。ご家族が「安心できる会社」と認識することで、入社後の心理的サポートも強化される。

STRATEGY B

「かっこ悪い部分」も見せる勇気

HPで良いことばかり並べれば応募は増えます。しかし入社後のギャップが大きければ、すぐに辞めてしまいます。あえて仕事の厳しい部分や過去の失敗エピソードを動画に盛り込むことで、会社としての誠実さが伝わります。

「大変なこともあるけれど、こうやって乗り越えている」というリアルな姿に、本気の人材は惹きつけられます。着飾った動画でマイナスのギャップを作るくらいなら、最初から泥臭いリアルも見せる——その誠実さに共感する人こそが、貴社の将来を担う人材です。

✔ 効果:定着率の大幅改善。「動画のフィルター効果」により、早期離職が減少。採用コストの総合的な削減につながる。

STRATEGY C

内定から入社までの「おもてなし動画」

内定者に向けて「入社を楽しみに待っています」というメッセージ動画を送る。入社初日の緊張を和らげる「先輩からの動画メッセージ」を用意する。この「ひと手間」が、内定辞退を劇的に減らし、定着率を高める第一歩になります。

大手企業では当たり前になりつつあるこの手法も、地方の中小企業ではまだほとんど実施されていません。だからこそ、取り組んだ会社は圧倒的な差別化ができます。

✔ 効果:内定承諾率の向上・入社後の早期定着。入社前から「この会社で働くことへの期待感」を醸成できる。


動画の外注と内製化の役割分担を検討するチーム

CHAPTER 03

「プロに任せる動画」と「自分たちで作る動画」の整理

採用動画のすべてをプロに依頼する必要はありません。むしろ、外注と内製を適切に使い分けることで、コストを抑えながら採用力を最大化できます。

OUTSOURCE — プロに任せる動画

  • コンセプトムービー:会社の「顔」となる動画。クオリティがブランドイメージに直結するため、プロの演出力が必要
  • 経営者のビジョン動画:構成力と撮影技術が問われる。質の高い人材を惹きつけるためにプロのサポートが有効
  • 家族向けの安心動画:ご家族の不安を解消するため、信頼感のある動画品質が求められる

クオリティがブランドイメージに直結する動画に集中投資する

IN-HOUSE — 自分たちで作る動画

  • 社員インタビュー・今日の一コマ:「日常の等身大の姿」の方が親近感が伝わる。スマホで十分
  • 仕事内容の解説・Q&A:スピードが求められるものは内製でこまめに更新
  • 内定者へのおもてなし動画:温かみと親しみが大切。手作り感が逆に好印象

継続的な発信と更新が必要なものは内製化でコストを抑える

「プロに頼む = 全部お任せ」ではなく、コンセプトと戦略はプロと一緒に設計し、日常的な発信は内製化するというハイブリッド型が、浜松の中小企業には最も現実的です。

CONTENT MAP — 採用フェーズ別コンテンツ配置

1

発見フェーズ(認知)

→ ショート動画・SNS・広告 → ブランドムービー

2

検討フェーズ(応募率)

→ 社員インタビュー・職場リアル動画 → 応募ボタンへ

3

内定〜入社フェーズ(定着)

→ おもてなし動画・家族向け動画 → 入社後の定着

採用の各フェーズに、適切な動画を配置する。その「設計図」を持っているかどうかが、採用動画の成否を分けます。


採用ブランディングとコンセプト設計の打ち合わせ

CONCLUSION

みんなが幸せになる採用を目指して

filmentsの使命は、動画を通じて企業と求職者の「ミスマッチ」をなくすことです。クライアントが全力を尽くして作り上げた魅力を正しく届け、それに共感した人が集まる——そうすれば、新しい仲間も会社も幸せになります。

戦略なき採用動画は、ただのコストです。しかし、採用の四則演算に基づいた動画戦略は、貴社の「採用力」を最大化し、未来の成長を支える最強の投資になります。

KPI 01

認知数

HPセッション数・動画再生数

KPI 02

応募率

閲覧者数に対する応募数の割合

KPI 03

定着率

入社6ヶ月・1年時点の在籍率

この3つの指標を定点観測しながら、採用動画の効果を継続的に改善していくことが、採用力の「投資対効果」を最大化するための鍵です。

CONCLUSION

採用動画を「戦略」から設計しませんか?

filmentsは、ただ「いい絵」を撮るだけの会社ではありません。採用の四則演算で貴社のボトルネックを診断し、どのフェーズに、どんな動画を、どう使うべきかを設計するところからお手伝いします。採用動画について、まずは気軽にご相談下さい。

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御社の課題を、一緒に整理します。

採用、営業、ブランド、情報発信。まだ相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。制作を前提にせず、課題の輪郭と次の一手を一緒に整理します。