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採用動画コラム

採用動画は「魔法」ではない。浜松・静岡の企業が、採用を「掛け算」で変えるための動画×HP戦略

  • 2026.06.02 更新

「高い費用をかけて採用動画を作ったのに、思うように応募が増えない」「動画を公開したけれど、再生回数が伸びず、誰にも見られていない気がする」——。

静岡県や浜松市で採用活動に励んでいる人事・採用担当者の皆様、このようなお悩みはありませんか?

実は今、多くの企業が同じ壁にぶつかっています。かつてYouTubeに企業の紹介動画があるだけで珍しかった時代には、動画を作るだけで「おっ、面白そうな会社だな」と注目され、魔法のように人が集まることもありました。

しかし、今は誰もがスマホで動画を見る時代です。多くの企業が採用動画を公開しているため、ただ「作っただけ」の動画は情報の波に飲み込まれ、視聴すらされなくなってしまいました。

では、動画はもう無意味なのでしょうか?

答えは「いいえ」です。やり方次第で、動画は「自社に本当にマッチする人材」を引き寄せ、採用のミスマッチをなくす最強の武器になります。今回は、動画制作の枠を超えて、HPやコンテンツ全体をどう組み立てるべきか、その本質的な戦略をお伝えします。

THE FORMULA

核心:採用力を最大化する「四則演算」

認知数 × 応募率 × 定着率 × 人材の質

この数式の最も重要な点は「掛け算」であるということ。どれか一つがゼロなら、全体もゼロになります。貴社の採用がうまくいかない原因は、この4つの要素のどこかが「ボトルネック」になっているからです。


FACTOR 01

「認知数」:知られなければ、存在しないのと同じ。

まずは自社の存在を知ってもらう必要がありますが、ターゲットによって戦略は正反対になります。専門技術がいらない職種でとにかく多くの人を採用したい場合(期間工など)は、より多くの人に届く「ショート動画」や話題性を狙った企画が有効です。

しかし、注意点があります。むやみに認知を広げすぎると、自社に合わない人からの応募まで増え、面接や選考の事務作業だけで現場がパンクしてしまいます。「誰に届けるための数字なのか」を分析し、自社の事業に合ったオリジナリティのあるシナリオを作ることが重要です。

SNSでの動画発信イメージ
TikTok・Instagram・YouTubeなど、ターゲットがいるプラットフォームで発信する
  • バズる動画・SNS発信:TikTokやInstagramのショート動画で、思わず手が止まるような職人技や、現場の意外な一面を発信し、まずは「なんだこの会社?」という興味を引く。
  • 動画広告:ターゲット(例:地元の工業高校生、転職を考えている20代)に絞って配信し、社名の認知度を一気に高める。

FACTOR 02

「応募率」:なぜ「インタビュー動画」が最強なのか

「HPのアクセスは増えたのに、応募が来ない」という場合は、求職者がHPを見た瞬間に「自分には無理かも」「イメージが湧かない」と離脱しています。この壁を壊すのが、「インタビュー動画」です。

「顔が見える」ことの圧倒的な安心感

新しい職場を探している人は常に不安を抱えています。「怖い上司がいたらどうしよう」「職場の雰囲気になじめるかな」——。こうした不安を解消するのは、文字や写真ではなく、実際に働いている人の「生の声」と「表情」です。

A社

📄

テキストと写真だけの求人票

条件は伝わるが、雰囲気は分からない

B社

🎬

社員の生の声と職場の動画

「ここなら自分も馴染めそう」が伝わる

求職者はどちらに応募するか?答えは明らかです。「自分がそこで働く姿が、より具体的に、安心して想像できる方」です。

「本物の声」が出せる会社は、それだけで「良い会社」

社員が顔を出し、生の声を届けられる会社というのは、それだけで「良い会社」である可能性が高いと言えます。なぜなら、社員が「会社のために一肌脱ごう」と思える関係性が築けている証拠だからです。

逆に、出演者をプロのモデルだけで固めた動画は、かえって「うさん臭さ」を感じさせます。大切なのは、完璧な笑顔ではなく、現場で汗を流す社員の「温度のある言葉」です。


FACTOR 03

「定着率」:動画を「フィルター」にする勇気

HPで良いことばかり並べれば応募は増えますが、入社後のギャップが大きければすぐに辞めてしまいます。あえて「動画を選考のフィルターとして使う」のも一つの手です。

FILTER EFFECT

大量の応募者
🎬 リアルな動画
共感した人だけが応募

応募数は減っても、定着率は劇的に上がる

極端な話、「社長が1時間、自社の理念と仕事の厳しさを一切着飾らずに語り続ける動画」を求人票に貼ったら、間違いなく応募数は減るでしょう。しかし、その1時間を最後まで見て応募してきた人はどうでしょうか?

その人は、貴社に対する深い理解を持ち、社長の想いに共感し、仕事の大変さも覚悟の上で応募しています。「なかなか辞めない、定着する人」である可能性が極めて高いのです。

汚い現場でも、夜勤があっても、良いじゃないですか。全てをオープンにする必要はありませんが、誠実さを伝えるのが非常に大事だと考えます。着飾った動画でマイナスのギャップを作るくらいなら、最初から泥臭いリアルも見せる。その誠実さに共感する人こそが、貴社の将来を担う人材になります。


FACTOR 04

「人材の質」:MVVが、優秀な層を惹きつける。

優秀な人材ほど、給与だけでなく「その会社で働く意義」を求めます。経営者が創業の想いや目指す未来を自身の言葉で熱く語る。その熱量は、テキストでは決して伝わりません。

チームミーティング
優秀な人材は「働く意義」を求めている

採用をさらに強くする「3つの視点」

A. 「家族」を安心させるための動画

特に浜松のような地方都市では、求職者の意思決定を左右するのは本人だけではありません。「その会社、本当に大丈夫なの?」というご家族の不安を解消する動画は、内定辞退を防ぐための非常に有効な「裏戦略」になります。

B. 「かっこ悪い部分」も隠さず見せる勇気

あえて仕事の厳しい部分や過去の失敗エピソードを動画に盛り込むことで、会社としての誠実さが伝わります。「大変なこともあるけれど、それをこう乗り越えている」というリアルな姿にこそ、本気の人材は惹きつけられます。

C. 内定から入社までの「おもてなし動画」

内定者に向けて「入社を楽しみに待っています」というメッセージ動画を送る。この「ひと手間」が、内定辞退を劇的に減らし、定着率を高める第一歩になります。


「プロに頼む動画」と「自分たちで作る動画」の整理

プロに頼むべき動画(外注)

  • コンセプトムービー:会社の「顔」となる動画。クオリティがブランドイメージに直結
  • 社長のビジョン動画:構成力が問われる、質の高い人材を惹きつける動画

自分たちで作る方が良い動画(内製化)

  • 社員インタビュー・今日の一コマ:「日常の等身大の姿」の方が親近感が伝わる
  • 仕事内容の解説やQ&A:スピードが求められるものは内製化してこまめに更新

CONCLUSION

みんなが幸せになる採用を。

私たちの使命は、動画を通じて企業と求職者の「ミスマッチ」をなくすこと。クライアントが全力を尽くして作り上げた魅力を正しく届け、それに共感した人が集まる。そうすれば、新しい仲間も会社も幸せになります。

戦略なき採用動画は、ただのコストです。しかし、採用の四則演算に基づいた動画戦略は、貴社の「採用力」を最大化し、未来の成長を支える最強の投資になります。

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