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採用動画コラム

採用動画に出演する社員はどう選ぶべきか

  • 2026.06.16 更新

「代表が出た方が信頼感があるかも」
「ベテランの方が説得力がありそう」
「でも若い子の方が親しみやすいかな——」

採用動画を制作する際、「どんな社員に出てもらえばいいですか?」という質問を、クライアント企業のほぼ全員からいただきます。経営者や採用担当者が迷うのは自然なことです。出演者選定の判断を間違えると、どれだけ動画クオリティが高くても採用効果が出ない——これはfilmentsが数百本の採用動画制作を通じて確信していることです。

本記事では、filmentsがこれまでに培った出演者選定の考え方を、具体的な事例とともに体系的に解説します。


採用動画の撮影風景

CHAPTER 01

大原則:「ターゲットに近い人」を選ぶ

出演者選定の基本原則はシンプルです。「採用したいターゲット層に最も近い属性の社員に出てもらう」こと。求職者が動画を見るとき、無意識に「自分はこの会社で働けるか?」「この人たちと一緒に働けそうか?」を想像しています。その想像を助けるのが、自分と似た属性を持つ社員の生の声です。

KEY PRINCIPLE

「近さ」が伝わるとき、求職者の心が動く

第二新卒・未経験者採用を強化したい企業が入社5年以上のベテラン社員だけを出演させると、求職者には「自分には遠い世界」に映ります。一方、「未経験で入社して2年目の社員」が「最初は全然分からなかったけど、ちゃんと教えてもらえた」と語る動画は、同じ境遇の求職者に強烈に刺さります。年齢・前職・出身地・ライフスタイルでの「近さ」が決め手です。

filmentsが制作した静岡の食品メーカーの採用動画では、入社2年目の女性社員が「最初は覚えることが多くて大変だったけど、先輩が丁寧に教えてくれて、3ヶ月後にはだいぶ自信がついた」とインタビューに答えました。この1本の動画を採用サイトに掲載した結果、エントリー数が約2倍に増加。求職者アンケートでは「動画を見て、自分でもできそうだと思った」という声が複数ありました。

「まずターゲット像を確定させてから、社内でその像に近い人を探す」——これが正しいアプローチです。カメラ映えや話のうまさより、ターゲット層の共感を呼べる属性かどうかを優先して下さい。


社員インタビューの撮影

CHAPTER 02

若手 vs 管理職——それぞれの役割と使い方

代表や部長クラスの出演を全否定するわけではありません。ただし、役割を明確に分けることが重要です。filmentsでは採用動画を制作する際、下記の2層構造を標準設計として採用しています。

LAYER 01 — 若手社員

日常のリアルを語る

「日常の働き方」「チームの雰囲気」「仕事のやりがい」は現場スタッフが圧倒的に説得力を持ちます。入社1〜3年目の「意外だったこと」「乗り越えたこと」が同世代に刺さります。

LAYER 02 — 管理職・代表

ビジョンと方針を語る

「会社の方向性」「経営者としての想い」「将来ビジョン」は代表や上位職者にしか語れません。求職者が「この会社はどこへ向かうのか」を知りたい部分です。

実際に愛知の物流会社では、代表と現場ドライバー2名の合計3名出演の採用動画を制作しました。公開後3ヶ月で内定承諾率が従来の採用フローと比較して約25%向上。求職者から「代表がこういう人だと知って安心した」「ドライバーの人が楽しそうで、一緒に働きたいと思った」という声が届き、2種類の出演者が相互補完的に機能していることが確認できました。

また、出演を依頼する際に「あなたに出てほしい理由」を明示することも重要です。「入社2年目の視点を語れるのは、今の会社にあなたしかいないから」という言葉は、社員の自己効力感を高め、撮影へのモチベーションにもつながります。filmentsでは撮影前に必ずリハーサル・事前ヒアリングの時間を設け、「カメラへの緊張」を解くと同時に「話すべきトピック」を一緒に整理します。完全な台本を渡すのではなく、トピックをリスト化して自分の言葉で語ってもらう形にすることで、自然なインタビュー動画が撮れます。


複数人の社員インタビュー撮影

CHAPTER 03

人数の最適解:「1〜3名に絞る」が正解

「何人出演させればいいですか?」という質問もよくいただきます。結論から言うと、人数は絞る方が効果的です。人数が多すぎると一人ひとりの描写が浅くなり、「この人のことをもっと知りたい」という感情が生まれにくくなります。

GUIDE — 尺と人数の組み合わせ

動画尺に合わせた出演者数の目安

2〜3分以内

1〜2名に絞って深く掘り下げる。「1名のメインストーリー+1名のサポートコメント」がfilmentsの標準構成。

4〜5分以上

3名程度まで増やし、それぞれのストーリーを語ることができる。部署・職種・バックグラウンドを分散させると「多様な人が活躍できる会社」というメッセージにもなる。

なお、異なる部署・職種・バックグラウンドを持つ社員を出演させることで、「多様な人が活躍できる会社」というメッセージも伝えることができます。製造・営業・管理などそれぞれの部署から一名ずつ選ぶ方法は、複数職種の採用を同時進行している場合に特に有効です。

「多少ぎこちなくても、自分の言葉で語る動画の方が、洗練された台本読みよりも求職者に伝わる」——これがfilmentsが何百本もの採用動画から得た確信です。

CONCLUSION

出演者選定に迷ったら、
まずfilmentsに相談を

採用動画の出演者選定で最も重要なのは「採用したいターゲットに近い人を選ぶ」という一点です。管理職は会社のビジョンを語る役割として活用し、現場の空気感・働き方のリアルは現場スタッフに語ってもらう2層構造が最も機能します。出演者が適切に選ばれた採用動画は、テキストの求人票では伝わらない「働く場のリアル」を求職者に届けます。

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