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動画制作ノウハウ

再生回数に騙されるな!「売上の方程式」から逆算する、失敗しない動画企画の組み立て方

  • 2026.06.04 更新

「一生懸命企画して、撮影・編集した動画の再生回数が伸びない…」
「経営陣から『動画をやっても売上に繋がっていないじゃないか』と指摘される…」

企業の広報担当者やSNS運用担当者から、こうした悩みをよく耳にします。一生懸命作っているからこそ、目に見える数字(再生回数やいいね数)に一喜一憂してしまうのは当然のことです。

しかし、ここで少し立ち止まって考えてみて下さい。企業の動画活用において、本当に追うべきゴールは「バズること」でしょうか?

📈

VANITY METRICS

再生回数10万回の動画

バズったが問い合わせゼロ。
ターゲット外の視聴者ばかり。

💰

BUSINESS METRICS

再生回数500回の動画

ターゲットに刺さり、
問い合わせ15件・成約3件獲得。

実は、動画の企画を考える際、SNSのトレンドや他社のバズ動画を真似る前に、必ず立ち返るべき基本ルールがあります。それが「売上の方程式」です。

本記事では、売上の方程式から逆算し、確実にビジネスの成果に繋がる動画企画の組み立て方を解説します。


データ分析で動画の成果を測定するビジネスパーソン

CHAPTER 01

多くの企業が陥る「リーチ偏重」の罠

ビジネスにおける基本となる「売上の方程式」は、以下のように分解できます。

THE SALES FORMULA

売上の方程式

① 集客数
リーチ
× ② 成約率
CVR
× ③ 顧客単価・リピート率
LTV

この3つの掛け算が売上を決定します。
どこか1つでもゼロなら、全体もゼロです。

THE COMMON MISTAKE

① 集客数だけに全力投球!
×
② 成約率は放置
×
③ LTVは放置

とにかくバズらせて認知を広げようと、自社のターゲットとは無関係なエンタメ路線に走ったり、
競合のトーン&マナーを無理に真似た結果、本来のお客様が離れてしまうという本末転倒な事態に。

動画の本当の価値は、「バズらせること」ではありません。売上の方程式のどこにボトルネックがあるかを見極め、そこをピンポイントで解決することにあります。


動画マーケティング戦略を検討するチーム

CHAPTER 02

方程式の「どこ」を動画で解決するのか?

動画企画を立てる際の鉄則は、「今、自社の売上の方程式の中で、どこがボトルネックになっているのか?」を見極めることです。それぞれのフェーズにおいて、動画は全く異なる役割を果たします。

A

認知拡大

B

営業支援

C

顧客満足

A

PATTERN A — ① 集客数が課題の場合

認知拡大フェーズの動画企画

動画の役割 興味喚起、自社の発見 企画の方向性 ターゲット層が抱える「潜在的な悩み」を解決するショート動画や、自社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をストーリーで伝えるブランディング動画

⚠ 注意点:闇雲なバズではなく、「誰に、どんな価値を提供したいのか」という原点からブレないことが重要です。ターゲット外の100万回再生より、ターゲットに刺さる1,000回再生の方がビジネス価値は高いのです。

MOST OVERLOOKED
B

PATTERN B — ② 成約率が課題の場合

営業支援・理解促進フェーズの動画企画

動画の役割 納得感の醸成、不安の払拭、説明の均質化 特徴 最も見落とされがちで、かつ即効性が高い領域

💼

商談用動画

紙のパンフレットにQRコードを付け、実物を持っていけない大型機械やサービスの裏側を動画で見せる

FAQ動画

HPの「よくある質問」を動画化し、テキストでは伝わらない顧客の解像度を圧倒的に引き上げる

🗣

お客様の声動画

顧客への個別インタビューを動画化し、第三者の客観的な評価として提示する

営業担当者が商談動画を活用して顧客に説明している場面
C

PATTERN C — ③ 顧客単価・リピート率が課題の場合

顧客満足度向上フェーズの動画企画

動画の役割 アフターフォロー、ファン化 企画の方向性 購入後の正しい使い方レクチャー動画や、商品開発の裏側(地理・歴史・産業・生活などのストーリー)を伝える動画

💡 ポイント:「次もこの会社から買いたい」という信頼(エンゲージメント)を構築します。新規獲得コストの5倍以上と言われるリピーター育成を、動画で効率的に実現できます。

SUMMARY

自社のボトルネックはどこにある?

① 集客数

「そもそも知られていない」

➡️

ショート動画
ブランディング動画

② 成約率

「検討段階で離脱される」

➡️

商談用・FAQ
お客様の声動画

③ LTV

「リピートに繋がらない」

➡️

レクチャー動画
開発裏側ストーリー


社内ヒアリングで動画企画のネタを収集している様子

CHAPTER 03

企画の第一歩は「社内ヒアリング」から始まる

では、自社のボトルネックを見つけ、具体的な企画に落とし込むにはどうすればよいでしょうか?答えは簡単です。社内の人間、特にお客様に一番近い「営業」や「カスタマーサポート」にヒアリングすることです。

HEARING CHECKLIST

Q1

「最近、商談でよく聞かれる質問は何ですか?」

→ FAQ動画・商談支援動画のネタになる

Q2

「お客様がウチの商品を選んでくれた一番の理由は何でしたか?」

→ 強みの可視化・ブランディング動画のネタになる

Q3

「口頭や紙の資料では、どうしても伝えきれないニュアンスはありますか?」

→ 動画だからこそ解決できる課題が見つかる

競合他社のアカウントを見て焦る必要はありません。自社の現場にある課題をリストアップし、それを解決するための動画を作ること。それが、経営層も納得する「ビジネスに貢献する動画」なのです。


動画戦略を立案するビジネスパーソン

CONCLUSION

動画作成者から「ビジネスの課題解決者」へ

動画は、ただSNSに投稿して消費されるだけのものではありません。営業マンの強力な武器になり、24時間文句を言わずに働く優秀なカスタマーサポートにもなります。

デジタルで作った動画を、あえて商談や店頭という「アナログな場」で二次利用する視野を持つことで、費用対効果は劇的に向上します。

DIGITAL

  • HP・LP への埋め込み
  • SNS(YouTube / Instagram / TikTok)
  • メールマガジンへの動画リンク
  • 求人媒体への掲載

ANALOG

  • 営業パンフレットの QR コード
  • 展示会ブースでのサイネージ上映
  • 店頭タブレットでの接客支援
  • 採用説明会での放映

「次はどんな動画を作ろうか」と悩んだら、まずは自社の「売上の方程式」を見直してみて下さい。あなたが作るべき動画の答えは、必ずそこにあるはずです。

NEXT STEP

「売上に効く動画」の企画を、
一緒に考えませんか?

filmentsは、ただ「いい絵」を撮るだけの会社ではありません。貴社の売上の方程式を一緒に分析し、どのフェーズに、どんな動画を、どう使うべきかを設計するところからお手伝いします。

動画企画を相談する →

✔ オンラインで30分から ✔ 最短翌営業日にお返事 ✔ 無理な営業は一切しません

御社の課題を、一緒に整理します。

採用、営業、ブランド、情報発信。まだ相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。制作を前提にせず、課題の輪郭と次の一手を一緒に整理します。